蜘蛛の糸
2019年07月10日
ご存知、文豪芥川龍之介の短編文学であるが・・カンダタと言う悪党をお釈迦様が蜘蛛の糸を
垂らて助けようとした話である・・皆さんも小学生の頃に読んだよね。
悪党カンダタが生涯のうちたった一度蜘蛛を助けたってご褒美に地獄から救ってやろうとしたのだが、
蜘蛛の糸を一人だけで登り始めたカンダタが下から登ろうとしてきた悪党どもを蹴落として・・
それを見ていたお釈迦様は糸を切ってしまったっと言う話だよね。
でも、蜘蛛の糸が一本だったから切れたのであって5本だったら切れなかったのかも(笑)。
せめて、5匹以上は蜘蛛を助けようって・・。
いつも工房に行くと顔にまとわりついて来る蜘蛛の糸が煩わしいのだ。
俺も、最初のうちは蜘蛛の巣は下の糸を切るだけだったが、調子に乗りやがってドンドンでかい
巣を張り巡らすようになってくるんだよなあ・・まるで、ストーカーだぜ。
それが頭とか顔とかにくっついてくると頭にくるよなあ・・蜘蛛よけスプレーも撒いたのだが
それでも直ぐに巣を貼り巡らすんだよ。
うちの工房は隣に小川が流れているので蚊が多いんですよ・・この蜘蛛たちが蚊の野郎どもを
捕まえてくれればっと思ってほって置くと、蚊なんて一匹も捉えていないよ。
最近は、棒とかでグチャグチャに蜘蛛の巣を壊しています。
いつか俺が地獄に行ったときにお釈迦様は助けてくれねえだろうなあっと思いながら、
いや、うちは神教に変えたから関係ねえぜってね・・(笑)。
ちなみにアメリカでも芥川龍之介は人気で「羅生門」は、オー・マイ・ゴッド・何がなんだか分からないよ
って事は「ラショウモン」って言うんだそうだよ。
平安時代に、門前で女性が犯されて3人の犯人候補が居て、誰が犯人か分からないって話だったよね。
オー、ラショウモン・・!。
今日は、晴れたけど相変わらず北風が強いね・・週末までには収まれば良いねえ。
